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2014年1月

2014年1月27日 (月)

長すぎる小金井街道ロールケーキ

以前、某コンサル会社が運営するセミナーで、初対面の人を含む5、6人のグループに分かれ、あるテーマについて話し合うことになったのだが、最初に自己紹介とともにマイブームを言わされるハメになった。

おいおいこんな堅苦しい席でオレのマイブームを言わなきゃなんないのか、と焦ったが、しかしこれが意外と盛り上がり、相手のパーソナリティーに対する理解や親近感が一気に増し、コンサルの思惑通り、その後の議論がスムーズに進んだのである。

なるほど、これは合コンのときに使えるな、なんてもう10年以上も合コンにお呼びがかからないのに、会合の間中、そんなことをにんまりと考えていたのだった。

ところで、今のオレのマイブームは何だろう。

そうだ、ロールケーキだ。世の中的にはパンケーキがブームなのかもしれないが、ロールケーキの方が地域に密着した個性的なものが多く、楽しめる。

そんなわけで、前回に続いてまたまたロールケーキを紹介するぜっての。

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どうしても食べてみたいロールケーキは、小金井公園近くの小金井街道沿いのゲオの隣りにある「パティスリー ドゥネル」という洋菓子店にある。

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フランス、ドイツ、オーストリアで6年間修行したパティシエが作る、ケーキ、焼き菓子、パン、コンフィチュール、アイスクリームなど、品揃えも豊富だ。

店内にはイートインコーナーもあり、有機栽培コーヒー、有機栽培紅茶が1杯180円で飲める。

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色鮮やかなマカロンがかわいい。

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外国の古書を模した箱に入った焼き菓子もオシャレだ。

しかしオレが今日買いに来たのは「小金井街道ロールケーキ」(2500円)だ。前もって電話で予約しておいたので、すぐに持ち帰ることができた。

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な、なんと長さ50cmもあるぞ。いろいろなフルーツが乗っかっていて、大勢で取り分けて食べるのも楽しい。これはもうネーミングと見た目の楽しさだけで、充分に堪能できる。それでロールケーキの断面の写真を撮るのも忘れてしまったほどだ。

スポンジの中心の生クリームには、真ん中に甘酸っぱいラズベリーが入っていて、美味しい。

あなたのマイブームは何ですか?

そう問われて、どんなことでもいいから即答できるものがあった方がハッピーになれるかもね、と長い長いロールケーキをひたすら食べ続けるルチャであった。

2014年1月11日 (土)

真っ赤な武蔵国府ロール

正月休み、何もやることのないオレは、TSUTAYAで半沢直樹のDVDをまとめて借りて、ぶっ通しで見ることにした。最終回の平均視聴率が42.2%をたたき出しただけあって、なかなか見応えのあるドラマだったが、最後の大どんでん返しに完全にしらけてしまい、1話からずっと見ていたこの時間を返してくれ、という気持ちになった。

今さら説明するまでもないが、このドラマは、銀行員である半沢直樹が、銀行によって自殺に追い込まれた町工場の父の敵討ちと、銀行にはびこった不正にやられたらやり返す倍返しで報復するというストーリーだ。

組織の中で幾度となく煮え湯を飲まされているオレたちサラリーマンにとっては、倍返ししていく半沢直樹の姿に溜飲が下がる思いで、倍返しは黄門様の印籠のようなものなのだ。そして、最終回ではぎりぎりのところまで追い込まれながらも、大逆転の100倍返しを果たしたのだが、その直後、まさかの大どんでん返しである。ちょ、ちょっと待ってくれ。オレたちは半沢直樹が倍返しし、そのカタルシスを得るためにこのドラマを見てたんじゃないか。そのカタルシスが雲散霧消してしまっては、見ている意味がまったくないじゃないか。

大企業の組織とはそんなに甘いものじゃないんだよ、というリアリティーを持ち出すのならば、それまでの(特に最終回の)リアリティーを欠いたお粗末な展開のオンパレードはどうしてくれよう。TVのご都合主義の筋運びに目をつむってきたのは、それもこれも倍返しのカタルシスを味わうためだったのだ。これじゃあ、印籠をかざし一件落着と思いきや、裏で悪代官と将軍が通じていて、黄門様まさかの島流しである。

まあ、そんなわけで、正月早々オレはすっきりしない気分になってしまい、こんなときは甘いものを目一杯食べて寝るしかない、と思った。

どうせならかねてから気になっていたスイーツを食べようと、府中の大国魂神社の隣にある明治元年創業の老舗「モナムール清風堂」へと向かった。

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1階にフランス菓子とカフェ、2階に北イタリアで修業を積んだというシェフが営むイタリアンレストランがある。

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このお店は「武蔵国府」の跡地にあり、大化の改新以降、奈良時代から平安時代の中頃にかけて、武蔵国を治めた役所が置かれた、なんだかとてもありがたい場所のようなのだ。そして、武蔵国府の国衙(こくが)の柱の跡が現在のお店のある場所で発見されたことに因んで、赤い柱をイメージした「武蔵国府ロール」が発売されたのだった。

オレはお目当ての武蔵国府ロール(1050円)を買うと、隣にある出雲大社の御同神である「大国魂神社」に初詣に行き、おみくじで「大吉」を引き当て、喜んだのも束の間、読んでみると、「願い事 叶いません」と書いてあり、やっぱりすっきりしない気分で、ロールケーキを自宅に持ち帰った。

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朱色のこのパッケージ、ありがたい感じがひしひしと伝わってくる。いっしょについているのはフリーズドライのイチゴのパウダーで、なんとこのパウダーをロールケーキの上にふりかけて食べるのだ。

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箱の中にもう1袋入っていたので、2袋分のパウダーをふりかけた。

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うーむ、なかなか均等にふりかけるのが難しく、ふりかけるとすぐに固まってしまい、紹介されていた写真のようにきれいにはならなかった。

人はふりかける行為が好きなんだな、とロールケーキにパウダーをふりかけながら、そう思った。

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黒糖を使用したスポンジの中には、冠位十二階で一番高貴な紫を表現した鹿児島産の紫芋のクリームが入っている。

ナイフで切って一口食べてみると、イチゴパウダーのすっぱさとロールケーキの甘さが絶妙で、美味しい。ロールケーキは甘すぎず、紫芋の中心にはバニラ風味の生クリームが入っていて、いい感じで甘さがミックスされている。

あっという間に一本食べてしまうと、オレは大満足だった。高貴で美味しく、遊び心さえある、このロールケーキは手土産にしても喜ばれること間違いなしだ。

半沢直樹の結末にすっきりしなかった気分も、このロールケーキのおかげで気分上々だった。コタツに体を突っ込んで寝そべると、今年の目標が「腹筋をバキバキにする」ことだったのを思い出し、ま、正月なんだし、いいよね、と今年も自分に甘いルチャであった。

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