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2013年11月

2013年11月25日 (月)

マーチエキュート神田万世橋のプラットホーム

ある朝、JR中央線に揺られて車窓を眺めていると、御茶ノ水駅から神田駅へ向かう途中、上りと下りの線路にはさまれた空間に突如レストランのようなものが出現し、な、なんなんだ、あれは、と目を奪われた。

どうやらそこは旧万世橋駅のプラットホームで、駅や交通博物館の遺構を生かした商業施設「マーチエキュート神田万世橋」がオープンしたというのだった。

いつも通勤の際、あのプラットホームのレストランが目に入るのだが、あの中に入って見られる側になったらどんな気分だろう、と思った。

よーし、今日のランチはあそこで食べてやる。

JR秋葉原駅の電気街口から中央通りの方へ向かっていくと、すぐに赤レンガ造りの万世橋高架橋が見えてきた。

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目の前を流れる神田川を遊覧船が通過していく。

赤レンガ造りの万世橋高架橋をそのまま生かし、高架下とプラットホームに、飲食、雑貨、ファッションなどを扱う11店舗が入っている。

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カフェ・ベーカリー、雑貨、インテリア、ファッションを組み合わせた複合的なショップ「haluta」。長野県上田市で人気のライフスタイルショップで、北欧の家具や雑貨を多く扱っている。

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halutaにあったデンマークの「HAY」というブランドの商品。手の形をしたオブジェで、指輪をかけるという使い方もあるようだ。(2730円、3150円)

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「佇マイ」(タタズマイ)というイベントスペースでは、「ニッポン ノスタルジック モダン。」というテーマで商品が販売されていた。(12月8日まで)

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LIBRARYには万世橋駅のジオラマが飾られている。

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「フクモリ」は2009年、東神田にオープンした山形の食材を活かした“カフェ兼定食屋”の2号店。飲食の他にも「東」をコンセプトにした雑貨や食品を販売し、同施設の中ではhalutaとともに大きなスペースを占めている。

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こんなかわいい富士山のマグカップを発見。

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一旦外に出ると、サウスコリドーと呼ばれるゾーンに6店舗のこじんまりとしたお店が並んでいる。フランスおでんを看板メニューとする「ル・プチ神田」、チョコレートブーケなどのお菓子を販売する「NOAKE TOKYO」などの6店舗。

ざっと1Fのショップを見終えると、いよいよ旧万世橋駅のホーム部分に新設された「2013プラットホーム」へ上ることにした。

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「1935階段」と名づけられた階段は1935年に設置されたもので、2006年の交通博物館閉館前に期間限定で公開されて以来の公開だという。

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旧万世橋駅に貼られていた駅貼りポスターが展示されている。

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展望デッキまで行くと、電車が来るのを待って、激写。

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今度は「1912階段」を通って下へ降りる。こちらは1912年に作られた階段で、1943年に駅が休止してからは公にされてなく、70年ぶりの公開となるそうだ。100年前の階段をゆっくりと感慨深く踏みしめる。

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再びプラットホームまで上り、展望カフェ「N3331」へ。ここが毎朝、中央線の車窓から目にするカフェだ。

店内に入ると、いきなりレジで購入することになっていて、オレは看板メニューの「333ド1」というサンドイッチを注文したが、売切れだった。下のショップを回っているうちにお昼時をとうに過ぎていた。仕方なくご飯もので食べられる「玄米おにぎり」(500円)と「豚汁」(200円)を注文した。室内の部屋と奥のデッキのどちらでも座れたので、オレは奥のデッキを選んだ。

まさに中央線の上りと下りのレールにはさまれた異空間で、窓越しに間近で電車を見ることができる。

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う~ん、なんだか本当に100年前のような粗食になってしまったぞ。しかし、この玄米おにぎり、もちもちして美味しい。お塩をつけて食べると、さらに美味しさ倍増。豚汁の方は、あっさりとした味で、まあふつうだ。おっと、中央線が来たぞ。

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平日の昼下がり、全く並ばずに席に座れたので、ここはデートなどでさり気なく連れてくると、ポイント高いかもしれない。しかし、電車の中から目撃されてしまう可能性もあるので、浮気相手との利用は避けた方が賢明だろう。

歴史的価値のある遺構を残したこの商業施設、個性的で良質なショップ揃いで、大人が楽しめる場所になっている。ただ画一的で手垢のついたエキュートという名前はつけない方がよかったんじゃないか、と思うが。

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神田川に面する北側にはオープンデッキが設置されている。

万世橋に立って、オレはしばらく神田川を眺めた。長いこと東京にいるが、こうして万世橋に立ったのは初めてかもしれない。東京にはこういう橋がいくつもあるんだろうな。

そういえば、昔、「あずさ2号」で大ヒットを飛ばした狩人が「アメリカ橋」って曲を歌っていた。この歌詞の持つ違和感が面白い、と思っていたが、このことをずっと誰にも言えないままだった。

アメリカ橋って知ってますか
目黒と恵比寿の間にある
下を山手線轟々走る
鉄で出来た青い橋

恋心を歌う歌詞の中でこんなに克明に橋の説明をするのも珍しいんじゃなかろうか。位置と空間と音と素材と色が説明されている。

アメリカ橋って知ってますか~、万世橋に来たというのに、いつしかアメリカ橋を口ずさみながら、アキバの雑踏に消えるルチャであった。

2013年11月 3日 (日)

そうだASOKO、行こう。

オフィスで女の子たちがあまちゃんの話で盛り上がっていたが、なにしろあまちゃんを一度も見ていないので、加わろうにも加われず、今さら、じぇじぇじぇってどういう意味?なんて割って入ろうものなら、うざっ、と思われるだけなので、オレは黙ってその楽しそうな会話を聞いているよりなかった。

そういえば、半沢直樹も見逃してしまったし、このブログにしても1ヶ月近く滞っているし、随分と流行に乗り遅れてしまったぞ。

オレは昼食のタイミングで職場を抜け出すと、10月2日に表参道にオープンした北欧の低価格雑貨を扱う「フライング タイガー コペンハーゲン」へと向かった。

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店舗の前には警備員が物々しく立っており、近づいていくと、整理券がないと入れません、と言われた。午後1時を回っていたが、今、整理券を受け取ると、じぇじぇじぇ(使い方、間違ってません?)、入れるのが6時だというではないか。

オープンから1ヶ月経っているので、すんなり入れるだろうと高をくくっていたが、とんでもないことになってるぞ。

いくらこのオレが不良社員でも、さすがに6時までぶらぶらと待つわけにはいかない。そうだ、この子がだめなら、あの子でいいや、人間臨機応変にやるべきだ。

オレはすぐに本命を諦め、タイガーより5日前に明治通り沿いにオープンした雑貨店「ASOKO(アソコ)」へと向かった。100~500円の価格を中心としたオシャレ雑貨で人気を集める大阪発のショップだ。

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NHKの受信料払ってないけど、じぇじぇじぇ。いまだにこんな長蛇の列。誘導している女の子に尋ねると、整理券を受け取ると5時から入れ、列に並べば1時間くらいで入れるらしい。しかし、ここまで来て、どこも取材しないまま帰るわけにも行かず、オレは列に並ぶことにした。

いろいろな人の顔のイラストが描かれたファサードが、オシャレ感を醸し出している。

列は思ったより早く前に進み、結局20分程度でお店の中に入ることができた。1階と2階の2フロアだ。入口で、白い買い物かごを手渡される。

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白を基調とした店内はギャラリーのようで、真っ白い平台の棚が整然と並ぶ。平台には見本の商品が陳列され、下のストックボックスから商品を取り出す仕組みは素敵だ。

1階はインテリア雑貨、DIY商品、ホビー用品などが売られている。

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アロマキャンドルが充実している。

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こんなオシャレ風なかごもある。

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リボンの髪留め。

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壁面にも商品がぎっしり陳列。洋服やキーなどをかける動物フック。315円。

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他にはブルーライト50%カットのPCメガネや自転車なども売られていた。

2階へ上がって、広い、と思ったのは奥の壁一面に鏡をはってあるからで、折角オシャレ路線のお店づくりをしてるのに、こんなことはシークレットブーツと同じくらい恥ずかしい。

このフロアにはステーショナリーやキッチン商品などが売られている。

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こんなかわいいクリップが105円だ。

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プラスチック製のお皿が105円、210円。

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小さな両手鍋が315円。

平台の上にはプライスが書かれているだけで、あえて説明をしていない。ステショナリーなど、店員に聞かなければどんな商品なのかわからないような遊び心のある商品も多いが、使い勝手が悪そうで手が出ない。その上、平台の上の見本が乱れてしまって、ハンバーガーの形をしたメモパッドにいたっては中身がなく、何の商品かわからない状態だ。

まあ、この程度の商品ならダイソーにでも置いてそうなものばかりだが、周囲のお客さんを見ると、ダイソーでは間違いなくスルーしていたであろう商品をばんばん買い物かごに入れているではないか。地方大会では選択眼のよかった高校球児が甲子園大会に出た途端、とんでもないボール球に手を出すような感じだ。

入口で白い買い物かごを強制的に手渡されたのだが、1階のレジを通らなければ外に出られない導線になっていて、オシャレを気取っているが、こんなところに関西発の商魂たっぷりの仕掛けが施されていたとは、まさにじぇじぇじぇだ。

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結局、オレが買ったのはこのクリップ1個。(105円)

本命の女の子(タイガー)を諦めて、手っ取り早くつき合える子とつき合ってみたものの、何だか味気ない気分になって、本命への恋心がさらに激しく再燃するルチャであった。

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